ロスキレ、バイキング船博物館

北欧の人々が困窮と不穏に悩まされていた西暦1000

年頃、ロスキレフィヨルドの岸、スクレレウ(Skuldelev)村落近くで、バイキング船5艘が故意に海底に沈められました。沈められた船のおかげで外海から当時のデンマークの首都、ロスキレまで通じる一番重要な航路は閉ざされ、敵の侵入は妨げられました1962年にこれらの船を海底から掘りあげる作業が行われましたが、5艘ともそれぞれ違うタイプの船であり、通商あるいは戦を目的とするバイキングを乗せて、広く世界へ航海していたものであることが判明しました。

バイキング船と博物館

この5艘の船を保存、展示するため、1969年にロスキレフィヨルドを見晴らす場所にバイキング船博物館が設立されました。訪問客はまず”The Viking Ships”と称する紹介映画を鑑賞し、続いて船、航海の様子、バイキング時代、バイキングたちなどを物語る展示を見学します。 “The Viking Harbour”(バイキング港)では戦艦や商船のコピーに乗船して、バイキングの航海生活を身近に体験することができますし、博物館ショップでは参考書類、バイキング時代のアクセサリーの
コピーなどのショッピングが楽しめます。

博物館の島と港

1997年になると長年の努力が実り、バイイング船博物館は拡大されて、人工の“島”と船着場が実現しました。この新しい“島”には興味深い環境が作り出されていますし、船着場では北欧タイプ船舶のユニークなコレクションや、バイキング船のレプリカなどを展示しています。また小型船造船所前の広場では、伝統的な船の造船の様子を公開しています。

閉ざされた扉の中もご覧ください。

人工の島を構築中、更に9艘もの船が偶然海底から発掘されました。考古学的ボーナスとでも言えましょう。港の海底を掘り下げていったところ、中世の船7艘およびバイキング船2艘の残骸が見つかったの です。発掘された船の断片は考古学ワークショップにおいて第一次処理を施され、その後各断片の記録、図面、分析などの進行の様子は一般に公開されていま す。このような作業は通常非公開に行われるものです。

バイキング船に乗って、バイキング気分を

バイキング船に乗って、バイキング気分をバイキング船博物館は見事な伝統的北欧船舶のコレクションを誇っていますが、展示されている各種の船はいず れもバイキング船の伝統を継承しています。これらの船舶は見た目に美しいだけでなく、帆船としてもすばらしい航海能力を持っています。無甲板帆船を海に出 して、バイキング船の航海を体験してみましょう。学校の夏休みの期間には毎日1時間の航海を体験することができます。団体対象に特別航海も予約可能です。

グレンダローの海馬号、バイキングの戦艦

2000年から2004年にかけてバイキング船博物館附属の小型船造船所は、バイキング時代の戦艦、船長30メートルをほこるスクレレウ第2号の復 元を試みました。このタイプの船は60人から70人に及ぶ乗組員を乗せますが、現在その航海能力が研究されています。グレンダローの海馬号に関するより詳 しい情報は、英語のサイトwww.seastallion.dkをご参照ください。

バイキング船博物館

Vikingeskibsmuseet

Vindeboder 12

4000 Roskilde

Denmark

電話: +45 46 300 200

ファックス: +45 46 300 201

Eメール:museum@vikingeskibsmuseet.dk

より詳細な情報は、博物館の英語またはデンマーク語のウェブサイトをご参照ください。ここをクリックして、バイキング船博物館に関するビデオをご覧ください。